寿司図鑑 977貫目

ボウズコンニャク握り

ぼうずこんにゃくにぎり／

ボウズコンニャクは主に西日本、九州などで水揚げされる深海性の小魚。深場にいるためか身が柔らかく、独特の風味のある脂がある。
これを片身１かんの握りにする。地味な握りではあるが、すし飯との馴染みがよく、実に味わい深い。

寿司ネタ（made of）

ボウズコンニャク
Chunky fathead, Shortfin cigarfish

日本海や駿河湾、熊野灘などでも揚がるが、鹿児島県がいちばん水揚げが多い。関東などには、希にしか入荷してこない。また鮮魚だけではなく干ものとして流通することもある。
非常に認知度が低く、本種を知っている人はまずいない。
珍魚度市場魚貝類図鑑で続きを読む⇒

ぼうずコンニャクの本

ぼうずコンニャクの日本の高級魚事典
魚通、釣り人、魚を扱うプロの為の初めての「高級魚」の本。

イラスト図解寿司ネタ1年生
イラストとマンガを交えて展開する見た目にも楽しい一冊。

すし図鑑
バッグに入るハンディサイズ本。320貫掲載。Kindle版も。

美味しいマイナー魚図鑑ミニ
[美味しいマイナー魚介図鑑]の文庫版が登場