寿司図鑑 639貫目
寿司図鑑1~856貫目は旧コンテンツからの移行データの為、小さい写真の記事が多くあります。
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公魚/ワカサギ
わかさぎ / ワカサギ
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秋になると入荷し始めるものにワカサギがある。
九月五日の朝、やはりやはりワカサギはやって来ていた。
青森県産であり、やややせ気味だが鮮度がいい。
大きいのを選んで『市場寿司 たか』に持ち込む。
そして考えた。
「三枚に卸して皮を引かないで、表面をあぶりたいな」
ボクが考えを高らかに言うと。
「焼くよりも、酢で洗いたいな」
そして約数十秒経った。
「じゃあいいや酢洗いでやろう」
三枚に卸して皮を引く。
立て塩に5分ほど、酢で洗う。
これを一尾一かんで握る。
すし飯の白に、ネタまで白いのであんまりうまそうには思えない。
しかし、食べたらいい味だ。
「ワカサギってしっかりうまいね。ちゃんと旨味があるっていうか、酢との相性もいいね」
「そうだね。ついでに独特の風味もあるよな」
そこへチョンマゲ男が来たので食べさせる。
「なんだ、見た目は悪いけどうまいぞ、これは」
「ワカサギだよ」
昨年は同じ科のキュウリウオのうまさに驚いたのだった。
種としては近いのだから、まずいわけがない。
次回は焼いてみたいと思うのだ。
寿司ネタ(made of)
ワカサギ
Japanese smelt
主な産地は北海道、茨城県、滋賀県など。非常に美味であり、人気がある。
汽水域、淡水域の魚としては重要なもので、値段も比・・・・
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