寿司図鑑 678貫目
寿司図鑑1~856貫目は旧コンテンツからの移行データの為、小さい写真の記事が多くあります。

眼鏡魚/メガネウオ

めがねうお / メガネウオ
眼鏡魚/メガネウオ
握り

世の中でもっとも愛嬌のある魚というとミシマオコゼの仲間に違いない。
 浅い砂地にいて、じっと獲物を待っている。
 そしてやってきた獲物を一気にパクリとやる。
 凶暴な魚なのだけど、外見的には海賊だとか強盗めいたものはうかがえない。
 むしろ長屋のご隠居然として見えるのだ。
 なかでもメガネウオは長屋のご隠居そのものの絵姿である。
 うっすらと顔に浮かんだ眼鏡のつる(フレーム)は江戸時代のそれであるし、身体にまとった衣の文様も古めかしい。

 さて、今回のは鹿児島県南さつま市笠沙、わかしおさんに送って頂いたもの。
 時間がたっているのですしネタとしてギリギリの鮮度だ。
 なにしろミシマオコゼは鮮度が落ちやすい。
 さてさて、やはり握りにしても身が柔らかすぎた。
「あんまりうまくないね。たかさん」
「そうだね。ミシマオコゼなんかは活けじゃないとダメじゃないの」

 握りは残念ながらあんまりうまくなかった。
 でも頭やアラをつかった潮汁がよかったのだ。
 次回、メガネウオの活けを探すことにする。
 でも難しいだろうね。

寿司ネタ(made of)

メガネウオ
英名/Blackbanded stargazer

メガネウオ
ミシマオコゼ科は基本的に底曳き網でとれる魚だが、ほとんどがミシマオコゼ、本種やヤギミシマ、キビレミシマなどは混ざる程度だと思う。
鮮度が落ちやすい魚である上に底曳き網で揚がるので、いい状体のものは少ない。またまとまってとれない本種などはミシ・・・・
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