寿司図鑑 679貫目
寿司図鑑1~856貫目は旧コンテンツからの移行データの為、小さい写真の記事が多くあります。
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がりこはだ巻き
がりこはだまき / コノシロ
握り nigiri軍艦巻 gunkanmaki海苔巻 Norimaki丼・ちらし Don/Chirashi郷土ずし Kyoudozushiなれずし Narezushiいずし Izushiいなりずし Inarizushiその他 Others
夏以来体調不良、太りすぎ、飲み過ぎに、便秘気味、その上、10月に入ってからずーっと夜中の咳がとまらない。
最低だ。
そんな目の下に隈をつくったボクを見て、たかさんがさっと作ってくれたものが、がり、青じそと小鰭(こはだ)の細巻きだ。
さっぱり、さっぱり、さっぱりした細巻きで、ガリの薄甘さと、青じその香りが先にきて、その後に小鰭の旨味がくる。
これをポンポンとつまむと、生き返る気がするから不思議だ。
まことに乙な味。
ときどき『市場寿司 たか』でお昼用に巻物を作ってもらう。
食欲のないときはこれに限る。「とろたく」、「河童巻き」、それに「がり小鰭巻き」。
自宅で仕事をするときには、決まってお昼過ぎ、2時前後までパソコンの前でいて、ほんの数十分小説を読みながらお昼ご飯を食べる。
とても箸を使うような余裕がないわけで、たかさんに作ってもらう、細巻き弁当のなんと便利であることか。
ついでにつけ加えると、「がり小鰭巻き」は、酒の肴にもなる。
寿司ネタ(made of)
コノシロ
Dotted gizzard shad
本種の若魚「こはだ」は東京では江戸時代以来、江戸前を代表する「光りもの」である。本来は江戸時代、握りずしの種を色合いと、酢でしめるという仕事をほどこす魚という意味合いから生まれた・・・・
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