寿司図鑑 746貫目
寿司図鑑1~856貫目は旧コンテンツからの移行データの為、小さい写真の記事が多くあります。
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姫路『すし宗』、巻きずし、伊達巻き
ひめじ『すししゅう』、まきずし、だてまき /
握り nigiri軍艦巻 gunkanmaki海苔巻 Norimaki丼・ちらし Don/Chirashi郷土ずし Kyoudozushiなれずし Narezushiいずし Izushiいなりずし Inarizushiその他 Others
大阪ずしに付き物なのが巻きずし、伊達巻き。
海苔で巻く、現在の巻きずしの起源は江戸時代であるが、はっきりしないようだ。
巻くということでは海苔以外にも昆布、湯葉なども使われる。
玉子巻きというのがあり、これは薄焼き玉子で巻いたもの。
厚焼きにすると伊達巻きとなる。
巻きずしの基本は精進。
基本的には干瓢(かんぴょう)、玉子焼き、椎茸(しいたけ)の甘煮。
『すし宗』のものはもっとも基本的なものであるのがわかる。
味わいはやや甘めで具の味つけはしっかりしている。
いうなれば懐かしい味。
伊達巻きの方には椎茸、干瓢に青物(ほうれん草?)、そしてでんぶ。
厚焼き玉子の存在感についつい、伊達巻きをじっくり味わうことが出来ないでいる。
さて、典型的な「大阪ずし」と姫路で出合えるなんて思いもしなかった。
ちゃんと江戸前風(?)の握りも混在しているところなど、すしの歴史(現代史)を考える上でも面白い。
すし宗 兵庫県姫路市南町58
http://www.sushi-hyogo.or.jp/susiya/himeji/sushisou.htm