寿司図鑑 757貫目
寿司図鑑1~856貫目は旧コンテンツからの移行データの為、小さい写真の記事が多くあります。

鬼底方頭/オニソコホウボウ

おにそこほうぼう / オニソコホウボウ
鬼底方頭/オニソコホウボウ
握り

希少な魚ってのがある。
 世界で1個体とか、年に数匹とれるものとか。
 そこまではいかないが、底曳網の港でいると、めったにお目にかかれない魚に毎日のように出合う。
 例えばソコアマダイ類、バケアオメ、そして今回のソコホウボウ類。
 ソコホウボウ属ではソコホウボウ、オニソコホウボウ、ハナナガソコホウボウ。
 ハナナガソコホウボウはボクの見る限り数年に一個体、オニソコホウボウは月に二三個体、ソコホウボウは2日に一個体くらいの頻度だろう。
 だからオニソコホウボウが手にはいるというのは、なかなか幸運なことなのだ。

 喜んだのはボクだけじゃない。
 ホウボウが好きで毎日仕入れている、たかさんが「ホウボウの兄弟だ」とわけのわからぬことを言って、変に驚喜。
 さっそく握ってもらおうと思ったら、後から後からお客が連なる。
 やっと出来上がったときにもお客がいて慌ただしいこと。
 でも、こいつ、いけたのだ。
 今時期のホウボウほどではないが、脂がのっており、旨味が横溢している。
 お客の前では聞けないので、少し経ってから感想を聞く。
「頭がいいね。コレ、コレ、コレ」
 ようするに頭の尖った吻棘(ふんきょく)を指さしながら、受けた受けたと、これまたわけのわからない喜び方をする。
 味はよかったよ、また仕入れてきてね。
 というくらいだったから、寿司ネタとして合格なんだろうね。
 
2009年4月14日

寿司ネタ(made of)

オニソコホウボウ
Spotted longhorn searobin

オニソコホウボウ
水揚げの少ないソコホウボウのなかでも、もっとも量的に少ないもの。とれているのだが、漁場で捨てられている可能性も高い。ホウボウ科のなかでもっとも味のいいもののひとつなので、とれているなら利用すべきだ。・・・・
市場魚貝類図鑑で続きを読む⇒

この寿司ネタの他の寿司(Others)

  • 登録がありませんでした

ぼうずコンニャクの本

すし図鑑
バッグに入るハンディサイズ本。320貫掲載。Kindle版も。
すし図鑑ミニ
~プロもビックリ!~

すし図鑑が文庫本サイズに! Kindle版も。
美味しいマイナー魚介図鑑
製作期間5年を超す渾身作!
からだにおいしい魚の便利帳
発行20万部突破のベストセラー。
地域食材大百科〈第5巻〉魚介類、海藻
魚介類、海藻460品目を収録。