寿司図鑑 833貫目
寿司図鑑1~856貫目は旧コンテンツからの移行データの為、小さい写真の記事が多くあります。
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養殖九絵/クエ
ようしょくくえ / クエ
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クエを食べた回数は思い出して正確に言える。
5回にしか過ぎない。
すべて天然もの。
その頃はまだ養殖物は少なかった。
活け締めにした刺身はおどろくほど透明感があり、やや硬く旨みに欠けるものだたが、うまいと思った。
旨みとうまさは違うのだなと思い知ったものだ。
そして今年のクエは養殖もの。
2キロ上で仲卸さんのお情けで値段は5千円でおつりが来る。
実は刺身が悪くなかった。
血合いがきれいだし、家族など脂がのっていてうまいという。
これをすし職人、たかさん(渡辺隆之さん)に握りに仕立てていただいたら、やはりうまかったのだ。
たかさん曰く、
「キロ3000円を切ればシマアジとどっちを選ぶかな」
実はキロあたり3000円を割り込むことは珍しくない。
不況のせいかもしれない。
各地でクエの養殖が増えて、珍しいものではなくなったら、もっともっと安くならないだろうか?
するとすし屋の定番にもなりそうだ。
脂が強いので天然ものと比べると食感が悪い。
でも、これがすしネタとしてはいい、とたかさんは言う。
二かん、三かん食べてみて、やはりうまいな、たかさんと二人でうなずき合うのだ。
寿司ネタ(made of)
クエ
Longtooth grouper
また、チャイロマ・・・・
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