寿司図鑑1~856貫目は旧コンテンツからの移行データの為、小さい写真の記事が多くあります。
鱈場蟹/タラバガニ
たらばがに / タラバガニ
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新年となって20日あまり。
正月気分も消えて、さて何が食べたいかというとタラバガニでしょう。
年末と比べると安いので、買い頃であるというのもある。
今やカニ、タラバガニは年末商材。
お正月に食べるものの代表ってなものとなっている。
今回のものはゆでて冷凍したもの。
本当は生で冷凍したものを買い、自宅で蒸した方がうまいと思う。
「どちらがいいか?」と聞かれたら、「生を買いなさい」とおすすめしているが、知り合いの業者さんが、「ゆでたのもおいしくなったよ」というので試し買いしてみる。
生のものは流水で急速にもどす、熱を通したものはゆっくり自然解凍する。
今回は冷蔵庫で24時間ほど。
たかさんに殻を剥いてもらい。
握りに仕立ててもらう。
さて、何度も書いているが、たかさんことすし職人渡辺隆之さんはエビカニ食いだ。
カニなどを渡すと我を忘れてくらいつく。
当然、まずは黙って味見して曰く。
「家で活けを蒸すのと変わらないね。ちょっと驚き」
この握りが素晴らしい味だった。
いっぱい食べたいものではなく、少しで強く印象に残るもの。
すし飯より一回り大きいタラバの脚が甘い。
濃厚な甘さだけど、ほどよく薄れて、そこにこれまたほどよくほぐれる。
口の中でタラバガニの旨みが爆発しているのに、ちゃんとすし飯の存在感があるのもいい。
ゆでタラバがこれほどうまいとは思わなかった。
「たかさん、タラバの握りはうまいね」
「そうかな? そのまま食べた方がいいんじゃない」
何気なくたかさんの手元を見ると、タラバガニ1ぱい分がほとんどなくなっている。
まさかと思うが朝飯にするのではない、よね。
寿司ネタ(made of)
タラバガニ
英名/King crab,Alaska king crab,Red king crab
味がよく大きくなるので、カニ(短尾類)ではないがカニの王様(キングクラブ)と呼ばれている。
国内だけではな・・・・
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