寿司図鑑 836貫目
寿司図鑑1~856貫目は旧コンテンツからの移行データの為、小さい写真の記事が多くあります。
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土穿/ツチホゼリ
つちほぜり / ツチホゼリ
握り Nigiri軍艦巻 gunkanmaki海苔巻 Norimaki丼・ちらし Don/Chirashi郷土ずし Kyoudozushiなれずし Narezushiいずし Izushiいなりずし Inarizushiその他 Others
仕事で回った築地場内イリヤマイチ斉藤で見つけたのがこれ。
なんとツチホゼリ。
まるで妖怪のような名前だが、姿はいたって素朴。
ぜんぜんハタに見えないところも面白い。
ハタに見えないが、下ろしてみるとやはりハタ。
白身で身がしっかりと締まって硬い。
「たかさん、これよろしく」
「なんだい」
「ツチホゼリ」
「なにキツツキ」
「ツチホゼリ」
「キズホテリ」
「ツチホゼリ」
「メスホゼリ」
まあハタということにして、二かん。
今回は青山一丁目にある『べにや』でお借りした漆の足つきの器に乗せてみた。
立派な器にのせたためかとても美しい。
そして食べてもうまい。
どうしてハタは白身なのにこんなに旨みが強いのか?
まことに不思議。
その上、そんなに新しくないのに、シコっといい食感をしている。
「たかさん、うまいね」
「うまいよこれは、ハタの味がするね」
半身渡したので黒板に「メスホテリ」と書いている。
寿司ネタ(made of)
ツチホゼリ
Speckled blue grouper , Purple Rockcod
ハタ類として非常に高価で、関東には主に小笠原からの入荷が多い。・・・・
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