寿司図鑑 857貫目

邑南町産直市みずほの角ずし

おおなんちょうさんちょくいちみずほのかくずし /
邑南町産直市みずほの角ずし
その他 Others

中国地方、山陰、九州などで盛んに作られている
「押しずし」のひとつ。
長崎県大村市の「大村ずし」、
山口県岩国市の「岩国ずし」など有名であるが
山口県や島根県で作られている「角ずし」は
少々地味で目立たない存在。
これを島根県邑智郡邑南町の女性達が
競い合って華やかに変身させている。
これがまさに百花繚乱。
並べると花畑を見るようである。
これが「道の駅 瑞穂」で買える。
すし飯の味は酸味も甘みも控えめで、
具にもいろいろ工夫がある。
困ったことにいくらでも食べられる味で、
糖質ダイエットなどとは無縁の存在かも知れない。
その上、1パック300円から360円とは安すぎないかと心配である。
表示に作った人の名前が書いてあるので、
作り手のファンもできそうで興味深い。

ボクが立ち寄った道の駅は数知れずだが
「道の駅瑞穂」のあり方の正しさがわかる。
ボクはこれからの地方再生は地域力にあると思っている。
地域力というのは「地域の独自性」と置き換えてもいい。
この地域力を高める方法のひとつに
地元の人材と独自性の発掘というのがある。
人材は貴重な資源であり、地域の宝なのだ。
このすしを作っている女性達は間違いなく輝いている。
この方達にもっともっと地域の食文化、食材を発掘していただき。
旅人が気軽に味わえるようにしていただきたい。

蛇足だが、この邑南町「道の駅 瑞穂」の
「産直市みずほ」を作っている団体名だろうか、
「みずほstyle」という言語はやめた方がいいと思う。
ぜんぜん地域性を感じない。
しかも言語的にダサい。
残念なことに地方には
ネーミングの持つ意味合いがわかっていない方が多いよう。
この名前はかなりいい加減に決めてしまった、ように思える。
「みずほ」は地名だろうけど、独自性に欠けるし、
銀行の名前と重なる。
「みずほstyle」があって、
「産直市みずほ」があるのもダメだろう。
組織なんだから仕方がないというのはいいわけで
消費者にはなんの意味もない、
言語はひとつでいい。
ついでにサイトの階層が画面を見てわからないのも変だ。
早急に地方自治体は、
こういったことを相談できる機関を持つべきだと思うな。

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