寿司図鑑 1551貫目
ちんまずし
ちんまずし / オイカワ


滋賀県琵琶湖周辺で作られる、湖魚を使った多彩な「なれずし」のなかでも珍しいもののひとつだ。
春から夏、産卵期のオイカワを塩漬けし、ご飯とともにつけ込み乳酸発酵させたもの。「めずし」ともいう。
秋に出来上がるものなので、漬け込み期間が短く、発酵の度合いが低いので、ご飯も一緒に食べられる。
ご飯を完全に取り去るか、ある程度残すかは好みの問題だろう。骨が柔らかく丸ごと食べられ、真子、白子を抱えていて独特の味わいである。湖魚を使った「なれずし」のなかでは比較的食べやすい。
ニゴロブナの「ふなずし」同様、そのままでお茶漬けなどにしてもおいしい。
寿司ネタ(made of)
オイカワ
Common ninnow
古くは秋から春にかけて漁が行われ、西日本を中心に盛んに食べられていた。淡水魚の食文化が衰えるととも・・・・
市場魚貝類図鑑で続きを読む⇒
この寿司ネタの他の寿司(Others)
- 登録がありませんでした