寿司図鑑 1132貫目
ウッカリカサゴの焼霜造り握り
うっかりかさごのやきしもつくりにぎり / ウッカリカサゴ
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ウッカリカサゴは浅い磯にいるカサゴとは違い水深100m以上の岩場にいる。カサゴはせいぜい20cm前後なのに対して40cm1キロ前後になる大型種である。
大きいので大味といわれるが、「よくよく考えてみてその通りだ」とも思えてならない。
すしダネとしても失格だというすし職人も少なくない。すしダネには強い個性が欲しいでのある。あまりにも無個性、イヤミのない味なのである。
さて、今回のものは秋真っ盛りのもの。刺身で味見して、皮をあぶり、温かい内に握りにしてもらう。
するとどうだろう、皮お適度に軟らかく、その下の脂が溶けて甘いのである。
決してすし飯に負けず、馴染みもいい。
うっかり見過ごしてしまいそうな一かんではあるなー。
2012年10月15日
寿司ネタ(made of)
ウッカリカサゴ
Yellowbarred red rockfish 三色石狗公、三色菖鮋、石狗公、石頭魚、凸目仔(台湾北部)
関東などでは食用よりも釣りの対象魚として人気が高い。味は・・・・
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