寿司図鑑 1322貫目
ヒゲオオメハタ焼霜造り握り
ひげおおめはたやきしもづくりにぎり / ヒゲオオメハタ
握り Nigiri軍艦巻 gunkanmaki海苔巻 Norimaki丼・ちらし Don/Chirashi郷土ずし Kyoudozushiなれずし Narezushiいずし Izushiいなりずし Inarizushiその他 Others
ホタルジャコ科の食用魚はアカムツ以外はほとんど知られていない。比較的知名度があるのは関東で「白むつ」と呼ばれているオオメハタやワキヤハタ、また愛媛県で練り製品になるホタルジャコだけど、この3種にしても知る人はめったにいない。なかでももっとも珍しいと思うのが本種。
珍魚中の珍魚といってもいいが、見た目があまりにもオオメハタに似ているので、比較的珍しい魚も握る渡辺隆之さんは「白むつ」だと思い込んで握ってしまったようだ。
オオメハタの類は血合いが赤くなく皮を引くと貧相なので、何も言わなくても焼霜造りにしてつけてくれた。
これが見た目は地味だけどいい味である。身に水分が多く柔らかい分、すし飯との馴染みもいい。
「何度握ってもいい白身だよね」
いっこうに別種だとは気がつかない。ということで味はオオメハタそっくりで、上質で上等の味だといことになる。一かんだけなのが口惜しい。
寿司ネタ(made of)
ヒゲオオメハタ
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珍魚度 珍魚の中でもかなりの珍魚。生息域を探してもめったに出合えるものではな・・・・
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