寿司図鑑 1335貫目
ツクシアマノリの手巻きずし
つくしあまのりのてまきずし / ツクシアマノリ
握り nigiri軍艦巻 gunkanmaki海苔巻 Norimaki丼・ちらし Don/Chirashi郷土ずし Kyoudozushiなれずし Narezushiいずし Izushiいなりずし Inarizushiその他 Others
実は流通しない食材なので「超高級」とした。それくらい貴重なものと考えて頂きたい。
磯などでつむノリ(アマノリ属)は、例えば同じ場所であっても時期によって種が代わる。和歌山県では秋から冬にかけては本種であるようだが、厳冬期のものは確認していない。
外洋に面した波の荒い岩場で、近年徐々に取る人も少なくなっている。岩の上の砂なども混じる場所での採取は根気がいる。しかも採取したあと板ノリに加工するのもこれまた実に大変である。
さて、アマノリなのにいただいた板状に干したツクシアマノリを炙ると青ノリ(ヒトエグサ)に近い風味がして甘味が強い。手巻きにしたのは三陸産のメバチマグロの中トロだが、主役は明らかにツクシアマノリだった。
これが将来にわたって残っていきますように祈るばかりである。
寿司ネタ(made of)
ツクシアマノリ
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本種は和歌山県で秋から初冬につまれるもので、面白いことに青ノリ(ヒトエグサ)のような香りがする。・・・・
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