寿司図鑑 63貫目
寿司図鑑1~856貫目は旧コンテンツからの移行データの為、小さい写真の記事が多くあります。
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紋甲烏賊/カミナリイカ
かみなりいか / カミナリイカ
握り Nigiri軍艦巻 gunkanmaki海苔巻 Norimaki丼・ちらし Don/Chirashi郷土ずし Kyoudozushiなれずし Narezushiいずし Izushiいなりずし Inarizushiその他 Others
春から初夏にかけて西日本の沿岸に産卵に押し寄せてくる大きなコウイカ。これを各地で「紋甲いか」と呼んでいました。標準和名のカミナリイカです。これは西日本では高級なイカであり、「紋甲いかくれますか」というのは酒のアテとしてもちょっと贅沢なもの。それが近海の水産物が激減して海外から大型の甲イカの仲間が輸入されるようになって、それが「紋甲いか」と呼ばれるようになったために言葉が混乱してしまったようです。無知なヤカラは「紋甲」というだけでまずいと思うんです。当然の話ですが国産のカミナリイカの味わいは絶品です。肉厚でやや堅めなのですが、これは包丁目を入れる。この純白の身をすし飯にのせるとなんとも美しい握りが出来上がる。身に甘みがあり、噛むほどに旨味がとろっと湧きだしてくる。そして酢飯がそれをそっと押しとどめて。この辺の微妙な加減が「なんとも言えまへんな(桂米朝風に)」。
寿司ネタ(made of)
カミナリイカ
英名/Ocellated cuttlefish, Kisslip cuttlefish
関東以南の浅場に生息する大型のコウイカ(甲のあるイ・・・・
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