寿司図鑑 121貫目
寿司図鑑1~856貫目は旧コンテンツからの移行データの為、小さい写真の記事が多くあります。
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ホソトビウオ
ほそとびうお / ホソトビウオ
握り Nigiri軍艦巻 gunkanmaki海苔巻 Norimaki丼・ちらし Don/Chirashi郷土ずし Kyoudozushiなれずし Narezushiいずし Izushiいなりずし Inarizushiその他 Others
市場では「とびうお」は総て「飛び魚」であって、春先に来るハマトビウオも夏のツクシトビウオも区別しない。入荷する量も多く、また値段も安いのにも関わらず人気薄である。トビウオの仲間はどれも脂がすくなく淡白な味わい。食べて物足りないのだ。これを買ったならば必ず一手間かけるべきである。今回のものは三枚におろして一塩、酢で塩を洗い流して一晩寝かせたもの。これを『市場寿司 たか』に持ち込むと、まずたかさんから「仕込みが悪い」と一喝。それをネタ用にきれいに形を整えて出来上がったのが2かん。これはなかなかうまい。淡い酢の味と塩の加減でホソトビウオの旨味が表に出てきている。すし飯との相性もいいと思いすが「いかがでしょうね」と聞いても、たかさんからは「全体にネタとしては弱い」とひとことだけ。
寿司ネタ(made of)
ホソトビウオ
英名/Darkedged-wing flyingfish
中でも本種は春から夏にかけて日本海などに産卵回遊してきて大量に水揚げされ・・・・
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