寿司図鑑 188貫目
寿司図鑑1~856貫目は旧コンテンツからの移行データの為、小さい写真の記事が多くあります。
寿司図鑑1~856貫目は旧コンテンツからの移行データの為、小さい写真の記事が多くあります。
石垣貝の握り
いしがきかいのにぎり / エゾイシカゲガイ
握り Nigiri軍艦巻 gunkanmaki海苔巻 Norimaki丼・ちらし Don/Chirashi郷土ずし Kyoudozushiなれずし Narezushiいずし Izushiいなりずし Inarizushiその他 Others
市場で「石垣貝(いしがきがい)」と呼ばれているのはエゾイシカゲガイという二枚貝である。古くは福島県原釜などから天然ものの入荷を見たが、近年ほとんど姿を消した。
7月後半になると岩手県広田湾から養殖ものがくる。養殖物とはいえ、タライ状のものに囲い込むもので、魚類の養殖と混同しない方がいい。
固体にばらつきがなく非常に活きがいい。これを剥き、開いて1〜2秒湯通しして氷水にとる。要するにほぼ生の状態である。
すし職人のたかさんに渡すと、ほぼトリガイの仕込みが早い。
「トリガイよりも身が厚いよね。柔らかいし、甘味が強い」
「これ夏のネタで定着すると思うよ」
「(値段を言うと)アカガイよりも高いかもね。高級店のためのネタかもね」
「でも高くてもいいって思わない」
「安い店じゃ無理だけど、使いたいかもね」
後味のよさも魅力的だ。すし飯と一緒になってほどよく馴染んで喉に消えていく。
寿司ネタ(made of)
エゾイシカゲガイ
Bering Sea cockle
茨城県以北の太平洋沿岸の浅場に生息する二枚貝だ。食用貝としては伊津部の人に知られていたが、・・・・
市場魚貝類図鑑で続きを読む⇒
この寿司ネタの他の寿司(Others)
- 登録がありませんでした