寿司図鑑 235貫目
寿司図鑑1~856貫目は旧コンテンツからの移行データの為、小さい写真の記事が多くあります。
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赤螺の握り
あかにしのにぎり / アカニシ
握り Nigiri軍艦巻 gunkanmaki海苔巻 Norimaki丼・ちらし Don/Chirashi郷土ずし Kyoudozushiなれずし Narezushiいずし Izushiいなりずし Inarizushiその他 Others
名作と言われる日本映画に『赤西蠣太』というのがある。これは明らかに干潟や河口に普通に見られる貝、アカニシとカキをとってつけたようにわざとらしく名としたもの。主役の赤西蠣太は伊達藩きっての醜男とされている。監督の伊丹万作がいかなる考えでアカニシに目をつけたのかわからない。
見た目は悪いが食べてみると嫌みのない味であったりするので、意を得たり、かな。
貝殻ごと酒と水を合わせたもので蒸し煮。それを和え物や酢みそで食べる。これを『市場寿司 たか』につけてもらった。
たかさんは切りつけて味見した時点で味がないという。寿司ネタはどこかしらに味に個性というか、深みがなければいけないのだけど、何もない。つけた醤油の味が勝つ。
こいつはいろいろやってみて、つけてみないとダメだ。
2005/11/13