寿司図鑑 236貫目
寿司図鑑1~856貫目は旧コンテンツからの移行データの為、小さい写真の記事が多くあります。
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伊勢海老/イセエビ
いせえび / イセエビ
握り Nigiri軍艦巻 gunkanmaki海苔巻 Norimaki丼・ちらし Don/Chirashi郷土ずし Kyoudozushiなれずし Narezushiいずし Izushiいなりずし Inarizushiその他 Others
秋になるとイセエビが解禁となる地域は多い。そして初冬は盛りではないか。我が国でとれるエビでももっとも高価なのがイセエビである。
それではもっともうまいのか? と、これが旅館などで刺身となって出てくることがあるが一向にうまくないのだ。
実際に刺し網の漁師さんに聞いても「食べるならみそ汁がうまいな」なんて言ってくるのだ。そのみそ汁はもちろん間違いなくうまい。汁も身も甘みがありとても筆舌に尽くせないものだ。
ただ、イセエビを握りにするなら生も試さなくてはダメだろう。ちょうど入荷してきたイセエビを締めて身を掻き出してぴくぴくする身を『市場寿司 たか』持ち込む。
「なんだこれは、へたくそだな」
とぐちゃぐちゃになった身に驚いた、たかさん。なんとか握ってみてくれたものの、食べてみて少しもうまいとは思えない。
いや、うまいことはうまい。でもエビの王様の味がこんなものだろうか?
考えた挙げ句に熱湯にくぐらせて氷水に落とし、水気をとって握りに。
このほんの少し火を通すというのが正解だった。
たかさん曰く、
「これは王様の味だ」
寿司ネタ(made of)
イセエビ
Japanese spiny lobster
〈祖神伊勢神宮の神威にあやかるものとされ、さらに、老人の腰の曲がったさまになぞらえて長寿・・・・
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