寿司図鑑 296貫目
寿司図鑑1~856貫目は旧コンテンツからの移行データの為、小さい写真の記事が多くあります。
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福床伏/フクトコブシ
ふくとこぶし / フクトコブシ
握り Nigiri軍艦巻 gunkanmaki海苔巻 Norimaki丼・ちらし Don/Chirashi郷土ずし Kyoudozushiなれずし Narezushiいずし Izushiいなりずし Inarizushiその他 Others
近年、見かけるトコブシの多くは台湾からのフクトコブシである。トコブシよりも貝殻がふっくら丸い。国産のトコブシと比べても味は遜色なく、また値も高い。トコブシ、フクトコブシは、どことなく冬に食べたくなる。これは夏のクロアワビに対してのこと、たいした理由はない。つい冬になると買ってしまうということだ。これをバターで焼いて食うのがいちばん好きなのだが、寿司にするには煮るに限る(こんどバター焼きも試したいが)。しょうゆ、酒、みりんでガサガサ鍋を揺らしながらサラリと煮つける。切り付けながら味見をした、たかさん「うん、これはこのまま食いたい」とほめてくれるが、何がなんでも握りだ。せかせて2かん。身とワタを別々に。これはすこぶるつきにうまい。身が甘いのだ。アワビよりも軟らかな身質がすし飯にも合っているのか、握りとして絶品である。ワタもワタで微かな苦みがググっと脳下垂体をくすぐってくれる。「ゴジラの子供はミニラだけど、トコブシはアワビの子じゃないぞ」。「何をバカなことを言っているんだ、肥満体」、たかさん、「肥満体は余計だ」。
寿司ネタ(made of)
フクトコブシ
Tokobushi-abalone
伊豆諸島などでとれるもので、養殖も試みられている。
また鹿児島県などでもこのフクトコブシ型が多い。・・・・
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