寿司図鑑 311貫目
寿司図鑑1~856貫目は旧コンテンツからの移行データの為、小さい写真の記事が多くあります。

浅草海苔/アサクサノリ

あさくさのり / アサクサノリ
浅草海苔/アサクサノリ
海苔巻

浅草を散策していますと今でも海苔乾物の店には「東京名物浅草海苔」という文字が掲げています。この場合の「浅草海苔」は生海苔を板海苔に生産した、その嚆矢であるところの浅草。その浅草で生産されていた海苔を名産としたものに由来する言葉です。当然今では浅草には海苔の生産者はありませんから、この言葉自体も形骸化したものでしかない。でもこの大川(隅田川)に面した浅草の地が海苔の産地だった江戸時代。まさに前海でとれた海苔をすぐに板にすき、乾かしていたのでしょう。その海苔が種としてのアサクサノリなのだ。残念ながら江戸時代以来江戸前で獲れていた海苔はすでにほとんど姿を消して、種としての海苔もスサビノリに取って代わられている。それがやっと復活の兆しを見せたのが2004年木更津でのこと。これをわけていただき『市場寿司 たか』のたかさんと我が家で食べてみました。アサクサノリは今、主流となっているスサビノリと比べて色合い、香りはやや劣る。でも味わいは優れている。これが我々の感想です。特にすし飯に合わさってややしっとりしたときの甘さは特筆すべきもの。2006年2月4日にはまたアサクサノリを探すために多摩川河口まで小さな旅をします。また見つかるかな!

寿司ネタ(made of)

アサクサノリ
Nori

アサクサノリ
浅草海苔というのは内湾性の本種が、江戸湾で養殖されるようになり、それを板状に加工したのが浅草界隈であったためについたもの。
もともとは種の名前アサクサノリと板状の加工品「浅草海苔」の名称が一致していた。
これが汚染や病気に弱いために1960・・・・
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