寿司図鑑 323貫目
寿司図鑑1~856貫目は旧コンテンツからの移行データの為、小さい写真の記事が多くあります。
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ホシササノハベラの握り
ほしささのはべらのにぎり / ホシササノハベラ
握り Nigiri軍艦巻 gunkanmaki海苔巻 Norimaki丼・ちらし Don/Chirashi郷土ずし Kyoudozushiなれずし Narezushiいずし Izushiいなりずし Inarizushiその他 Others
凍りつくほど寒い八王子総合卸売組合 高野水産にやってきたのはホシササノハベラとアカササノハベラなどの入会(何種類かの魚を混ぜ合わせて一箱にしたもの)だ。和歌山県串本からの荷である。東京ではササノハベラはただの雑魚である。しかも入会では安値であっても誰も買おうとしない。
ということで1箱勝手にいただいてきて、それをそのまま『市場寿司 たか』に持ち込んだ。
すし職人は小型の魚を下ろすのが早い。皮霜造りに、という前に皮を引いていた。
「あまり見かけない魚だけど、悪くないね。嫌みがない」
すぐにつけてくれたので、とりあえず2かんずつ、ふたりで食べてみて驚いた。初夏が旬で、脂はイマイチだろうと思っていたら、あに図らんや。うま味豊かで、脂もそこそこ乗っていたのだ。
「皮霜がよかったけど、皮なし勝負でもいけるね」
「十分だろ、おいしいじゃん」
とたかさんが言うのにうなずいて、
「あと2かん」
つまみ始めたらとまりません。
2006/02/06
寿司ネタ(made of)
ホシササノハベラ
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流通上、漁業対象としては2種は区別されない。
関東ではベラ自体が安くて雑魚であるが、本種も同様。
ほぼ流通しない。
西日本でもキュウセンほどは馴染みがない。
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