寿司図鑑 339貫目
寿司図鑑1~856貫目は旧コンテンツからの移行データの為、小さい写真の記事が多くあります。

煮はまぐり/シナハマグリ

にはまぐり / シナハマグリ
煮はまぐり/シナハマグリ
握り

「煮はまは手間がかかるし、材料を探すのも大変なんだよ。もし基本的なネタとしておくんだったら値段はいくらにするか。ちょっとウチでは無理かな」と語るのはたかさん。『市場寿司 たか』は人を使わないこと、市場をまめに歩きネタを探すことで客単価を下げている。手間を惜しまず玉子焼きもこはだも自家製である。それでも煮はまは無理と言う。そんなひな祭り間近な日、大きなシナハマグリを見つけた。これは中国大陸に住むもので我が国のハマグリとは遺伝子的のもっとも近い種。これをむいて、茹でる、大急ぎであら熱をとり、これを真半分に開き、ゆで汁・砂糖・酒・醤油の地に漬け込む。10個作るのに1時間以上かかってしまう。これを一晩寝かして握りにしてもらう。これが感動的であった。たかさんは旨いときの口癖「うん」を繰り返す。口に入れると微かな醤油の香りとともに二枚貝の風味が立ち上がる。甘味、苦み、そしてじんわりと旨味が広がって、その広がりをすし飯がやや抑えてくれる。野生が叫ぶ「ぼんぼり持ってこい、おひなさんでボーリングするぞ、ガオ」。かくして肥満中年は飽食するのであった。

寿司ネタ(made of)

シナハマグリ
英名/Hard clam

シナハマグリ
現在では国産ものは影をひそめ、ほとんどが輸入ものでまかなわれているが、なかでももっとも多いのが本種。国産のハマグリが高くなっているときに、今でもハマグリを味わえるのは本種があってこそともいえそう。味わいは国産のハマグリとほとんど変わらず、大・・・・
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