寿司図鑑 349貫目
寿司図鑑1~856貫目は旧コンテンツからの移行データの為、小さい写真の記事が多くあります。
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花魁/フトミゾエビ
おいらん / フトミゾエビ
握り Nigiri軍艦巻 gunkanmaki海苔巻 Norimaki丼・ちらし Don/Chirashi郷土ずし Kyoudozushiなれずし Narezushiいずし Izushiいなりずし Inarizushiその他 Others
「しかしきれいですね。このエビ」、甲殻類学者の飯塚栄一さんに向かって驚きの声を上げたのは1昨年のこと。フトミゾエビは市場でもよく見かけるものだが、ほとんどが海外からの冷凍輸入。当然、白っぽくて目立たないエビとなりはてている。「エビとしてはうまいんだよね。茹でると赤くなるし」と築地で教えてもらって愛知県一色や地方の市場で見つけると必ず買ってくるようになって久しい。なぜかというとクルマエビよりも安くて、比肩するほどにうまいからだ。そんなときに南さつま市笠沙の漁師わかしおさんからフトミゾエビが送られてきた。当地ではもっとも漁獲量の多いエビだという。それを、たかさんにゆでてもらって握りに。「やっぱり甘味もあるし、身の硬さ加減もベストに近い。いいエビだね」と絶賛。「太溝海老」なんて無粋な名はやめて一色での呼び名「花魁」と呼びたい、そんな味わいでありんす。
寿司ネタ(made of)
フトミゾエビ
Western king prawn, Stone shrimp
天然ものが輸入されており、国産のものよ・・・・
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