寿司図鑑 406貫目
寿司図鑑1~856貫目は旧コンテンツからの移行データの為、小さい写真の記事が多くあります。
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クロメジナ
くろめじな / クロメジナ
握り Nigiri軍艦巻 gunkanmaki海苔巻 Norimaki丼・ちらし Don/Chirashi郷土ずし Kyoudozushiなれずし Narezushiいずし Izushiいなりずし Inarizushiその他 Others
釣りの世界では「尾長」、もしくは「尾長ぐれ」なんて呼ばれてスターの座にあるのがクロメジナ。近縁のメジナが岸近くの岩礁にドメスティックに暮らしているのに対してこちらは少々沖合を回遊している。大きさもメジナならせいぜい40センチほどにしかならないのが、こちらは70センチを超える。味わいはメジナがときに磯臭いのに、こちらは沖合にいるせいだろうか、ほとんど臭みのないイサキを思わせるような身質なのだ。これを持ち込んだら、たかさんがいきなり嫌な顔をしてくれる。「だからメジナはダメだっていっただろ」、「メジナじゃないのクロメジナ」、「だからメジナだろ」「違うんだ、よ!」。ということで無理矢理、2かん。先にぱくりとやって残りの身をネタケースにしまったところを見ると「うまかったんだな」。「うん、うまいな。メジナじゃないのかな。魚本来の酸味のある旨味というか、甘味もあるし、寿司ネタにもちょうどいい柔らかさだ」。まあ、めったにほめないのに、どうしたんだ。「雨が降るぞ」と外を見ると驟雨沛然なのである。
寿司ネタ(made of)
クロメジナ
BLackfish, Nibbler, Smallscale blackfish
メジナと呼ばれる魚のなかでももっとも味がいいので、若干高値で取引されるが、入荷量は少ない。・・・・
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