寿司図鑑 965貫目
なめたがれいの握り
なめたがれいのにぎり / ババガレイ


標準和名のババガレイを関東では「なめたがれい」と呼ぶ。主に冬から春の子持ちに人気がある。子持ちの煮つけは関東では庶民の味として親しまれてきた。
夏になると刺身にしても美味しいのだが、この「なめたがれい」は煮つけという考えからなかなか定着しない。
これを握りにしてみる。活魚なので握りやいなや、すし飯の上でゆっくりと反り返る。
食感がよく、微かに甘味がある。すし飯との馴染みが悪いのが残念ではあるが、捨てがたい一かんである。
寿司ネタ(made of)
ババガレイ
Slime flounder, Slime sole
関東にも北海道、三陸、常磐などから秋から春にかけて入荷してきていて、子持ちは古くから親し・・・・
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