寿司図鑑 541貫目
寿司図鑑1~856貫目は旧コンテンツからの移行データの為、小さい写真の記事が多くあります。

青血引/アオチビキ

あおちびき / アオチビキ
青血引/アオチビキ
握り

南の魚で関東ではあまり馴染みがない。それが初冬の市場仲卸に一箱だけ入荷してきた。料理人、魚屋などが取り囲んで「なんだこれ、おもしれーな」なんて話しているが、なかなか手を出そうとしないのだ。値段は安いものだし、魚の大きさも40センチほどで手頃だ。「色がなー」、料理人の一人が手に持って「青いんだよね」呟く。「でもこのアオチビキは南方では高級魚ですよ」、ボクが答えると、それでも一箱はあっという間に売れてしまった。これを『市場寿司 たか』に持ち込む。たかさんもこの青銅色に驚いたようだ。「形はいいけどね」。その懸念も三枚に卸して、皮を引くとすぐに消える。「きれいな身だね」。刺身に二三切れ食べて、「うまい」。当然、握りにしても「これはいい」となった。脂があるのか、身がしっとりしている。旨味があり、ほんの少し甘味も感じられる。寿司飯との相性も抜群にいい。「こう言うのが沖縄なんかで寿司ネタになってるんだろうね。沖縄ね、こう寒いと行きたくなるね」とたかさんが高尾颪の八王子で呟くのだ。

寿司ネタ(made of)

アオチビキ
Green jobfish, 藍短鰭笛鯛

アオチビキ
九州などから入荷をみる大型魚ではあるが、入荷量が少なく知名度は低い。非常に味のいい魚だが、評価が低すぎる気がする。現状に数倍の値がついてもいいと思われる。・・・・
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