寿司図鑑 840貫目
寿司図鑑1~856貫目は旧コンテンツからの移行データの為、小さい写真の記事が多くあります。
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右巻竪琴梨法螺/ミギマキタテゴトナシボラ
みぎまきたてごとなしぼら / ミギマキタテゴトナシボラ
握り Nigiri軍艦巻 gunkanmaki海苔巻 Norimaki丼・ちらし Don/Chirashi郷土ずし Kyoudozushiなれずし Narezushiいずし Izushiいなりずし Inarizushiその他 Others
巻き貝には食用なのか、コレクターズアイテムなのか? 微妙なものがある。
ミギマキタテゴトナシボラなんて食用としての入荷は少ないけど、きっとコレクターには魅力的な貝じゃないだろうか?
殻長(立てたときの高さ)20センチくらいになるし、色合い模様はともかく、なかなか立派なのである。
まあ、ボクには食いものとしか思えないけど。
さて、釧路や羅臼などから年に数回やってくるのだけど、こいつを握りに仕立ててみた。
すし職人の渡辺隆之さんは巻き貝をネタとするのが嫌いだった。
それがこのところなれたようで、至って素直に握ってくれる。
自分で食べて、「なかなかうまいじゃん」なんて言うくらいだから、すしネタとして合格なんだろうか?
出てきた二かんを連続して口に放り込む。
要するに腹が減っているのである。
空きっ腹の二かんでは味がわからない。
ついでに二かん。
真ツブ(エゾボラ)よりも柔らかい。
だからすし飯ともなじみがいい。
クセがなく甘みもあるので、いい味だ。
と、貝殻を見るよりも食べる方が好きなボクは思うのだ。
寿司ネタ(made of)
ミギマキタテゴトナシボラ
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