寿司図鑑 1087貫目
白貝の握り
しろがいのにぎり / サラガイ
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北海道のホッキ漁(ウバガイ漁)のときに混ざってとれるのが白貝(サラガイ)。関東にもたくさん入荷してくるので、プロの間ではだんだん見慣れた存在になりつつある。
これを北陸などでは満珠貝(まんじゅがい)といいすしダネとして珍重する。
対するに関東では無個性な味が、イマイチ人気が出ない理由のようだ。
ようするにクセのない味で、万人向きの味でもあるということ。
軽く熱を通して氷水に取る、青柳(バカガイ)と同じ仕込みで、『市場寿司 たか』の渡辺隆之さんにつけてもらう。
適度な食感がありながら、またほどよくかみ切れる。すし飯との馴染みもよく、完成度の高い味になっている。
小振りな貝なので、小振りな握りになる。小粋な一かんである。
寿司ネタ(made of)
サラガイ
Northern great tellin
漆喰のような白い貝殻を持ち、北国の砂地などに普通にみられる二枚貝。食用となるのはサラガイ、アラスジサラガイの2種。ホッキガイ(ウバガイ)などの桁網に混ざってとれる。
ウバガイなどと比べる・・・・
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