寿司図鑑 1206貫目
マルウソウダのたたきの握り
たたきにぎりまるうそうだの / マルソウダ
握り Nigiri軍艦巻 gunkanmaki海苔巻 Norimaki丼・ちらし Don/Chirashi郷土ずし Kyoudozushiなれずし Narezushiいずし Izushiいなりずし Inarizushiその他 Others
熱暑の日に神奈川県小田原早川港で揚がった小振りを持ち帰り、『市場寿司』に持ち込む。
たかさん、間髪を入れず三枚に下ろす。血合いの部分を丁寧にすき取り、皮目をバーナーであぶる。これを握りに。
マルソウダの握りというとこれ以外には思いつかない、そんなわかりやすいもの。
ねぎ、しょうがと出盛りのみょうがをのせてもらったら、夏らしい一かんの出来上がりである。今回はすだちしょうゆをかけてつまむ。
ソウダガツオの強いうま味と、血合い近くには酸味があり、実にうまい。
たかさんが握っては薬味をのせて、ボクがつまむ。つまむ、つまむ。
夏に清涼感をもたらす味である。やめられなくなる。
マルソウダの幼魚で、その日限りの味。
2012年08月09日
寿司ネタ(made of)
マルソウダ
Bullet tuna
熱帯域ではカレー(スープ)などにするために冷凍流通もしている。
国内では、そばつゆなどに使われる「そうだ節」の原料として高い需要がある。また西日本ではゆで・・・・
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