寿司図鑑 1255貫目
ダツの握り
だつのにぎり / ダツ
握り Nigiri軍艦巻 gunkanmaki海苔巻 Norimaki丼・ちらし Don/Chirashi郷土ずし Kyoudozushiなれずし Narezushiいずし Izushiいなりずし Inarizushiその他 Others
ダツは主に春から初夏にかけて少ないながら入荷してくる。今回のものは神奈川県三浦からきたもの。触ると表面がぬめっとしていて脂がのっているのがわかる。
これを、たかさんがいきなり半割に。二日続けて持って来たので、迷わず骨のない尾に近い方を三枚に下ろす。皮下の銀皮が実に美しく輝いている。血合いの赤も鮮やかだ。
「細長い魚は尾の方がうまいっていうけど本当だね」
「血合いに酸味があってうまいのもあるし、銀色の魚にはうま味があるよね」
さっぱりしているのにうま味が濃い上に、血合いの微かな酸味がいいのである。
すし飯との馴染みもとてもいい。
「たかさんさ、これはいけるでしょ」
「いけるね。これで頭に近い方も使えると上ネタだね」
2013年06月11日
寿司ネタ(made of)
ダツ
英名/Pacific needlefish, Green gar, Houndfish, Needlefish
定置網などで揚がり、比較的まとまって取れるが、小骨が多く、馴染みがないので利用されない場合が多い。
味は・・・・
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