寿司図鑑 1306貫目
マトイシモチの焼霜造り握り
まといしもちのやけしもづくりにぎり / マトイシモチ
握り Nigiri軍艦巻 gunkanmaki海苔巻 Norimaki丼・ちらし Don/Chirashi郷土ずし Kyoudozushiなれずし Narezushiいずし Izushiいなりずし Inarizushiその他 Others
マトイシモチは7〜8cmほどしかないテンジクダイ科のなかでは大型で、沖合にいるのでまとまってとれることもある。まだ確かめていないが、底曳き網のある漁港などの周辺では食用になっているはずだと考えている。
クセのない上品な白身でほんのりと甘味がある。また皮目に風味があるので焼霜造りにしてつけてもらった。
握らないでそのまま食べても味わい深い。握ってもらってつまむと、すし飯に負けない個性があり、じんわりとうま味が浮かんでくる。後味もいい。
小魚ならではの片身づけ(1尾で2かん)で姿もいい。
「これならば、ときどきすしダネで使いたいね」
たかさんが太鼓判を押すのもわかる気がする。
今回の魚は金栄丸(和歌山県和歌山市雑賀崎)にいただきました。
寿司ネタ(made of)
マトイシモチ
Ocellate Cardinalfish
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