寿司図鑑 1405貫目
メイチダイの握り
めいちだいのにぎり / メイチダイ
握り Nigiri軍艦巻 gunkanmaki海苔巻 Norimaki丼・ちらし Don/Chirashi郷土ずし Kyoudozushiなれずし Narezushiいずし Izushiいなりずし Inarizushiその他 Others
沿岸の岩礁域などにいる鯛型の魚で、そんなにまとまってとれる魚ではないが、築地場内などでは見かける機会が多くなってきている。日本各地で食べられているが、あまり出回らない理由は産地の人が味のよさをよく知っているためかも知れない。
夏から秋にかけてのメイチダイは、タイ(マダイ)も、スズキもヒラメも敵にならないほどにうまい。白身なのに実によく脂がのっていて、この脂に甘味がある。
例えば、この脂がしょうゆに浸すと玉のごとく浮き上がってくるのだが、つけたしょうゆが甘くなるほどである。
すしにつけても、ほどよい硬さで、味もすし飯に負けない存在感がある。喉に消える、その感じも実にいい。
一、二かん食らい、また一、二かんと続けざまに食らいたくなる、そんなうまし握りである。
寿司ネタ(made of)
メイチダイ
Nakedhead
相模湾などでは1980〜2000年代には珍しい魚だったのが、最近(2020年以降)漁獲量が増えてきている。また古くは野締めが多く臭みの・・・・
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