寿司図鑑 1418貫目
ミノカサゴの握り
みのかさごのにぎり / ミノカサゴ
むしろダイバーなどに人気がある魚。国内の比較的浅い岩礁域などにいて定置網や釣り漁でとれるが、量的には少なく、ほとんど流通することはない。もしも取れたとしても産地周辺で細々と食べられるといったマイナー魚のひとつ。
危険な背鰭や尻鰭、腹鰭、料理するに邪魔な胸鰭を切り取ると驚くほど本体は小さい。上質の白身だが、特徴のない味かも知れない。
握りにしてもすし飯に少々味で負けてしまうが、決してまずくはない。
すだちと塩などで食べると粋な味だとは、すし職人、渡辺隆之さんの弁。
寿司ネタ(made of)
ミノカサゴ
Butterfly fish, Lion fish
水産的には定置網などで獲れるものの、水分が多く、しかも下ろすのが危険なので、流通上では売れない魚の代表格だろう。
比較的暖かい地域で水揚げされている。漁・・・・
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