寿司図鑑 1485貫目

アカザラガイの握り

あかざらがいのにぎり / アカザラガイ
アカザラガイの握り
握り

価格ランク

やや高級

 すし職人のたかさんに貝柱だけを渡してつけてもらう。
「皮をとってこいよ」なんていいながら5、6個つけて一緒に食べた。
 貝柱は柔らかく、甘いが貝らしい個性はない。ただ貝柱の甘味とすし飯の甘味が相まって握りとしての完成度が高く、うまい。しかも嫌みがないのでついつい2、3かんと手が伸びる。
「今日仕入れたのより上かもね」
 やはりたかさん、ホタテガイと思っているようだ。
 貝殻を見せたら、
「地味な貝だね。なんじゃこれは」
 関東のすし職人がこれを知るわけがない。
「アカザラガイだよ。三陸じゃすしダネにもなっているけど、関東じゃめずらしい」
「ホタテガイの親戚かなんかかい」
「親戚だね。だからつけるのは貝柱なのよ」
 残った貝柱を見ながら、
「問題は(貝柱の)大きさにばらつきがあることかな」
 要するににもっと大きくて、大きさが揃っていて欲しい。それ以外はホタテガイよりも上との評価だ。

寿司ネタ(made of)

アカザラガイ
Akazara-scallop

アカザラガイ
アズマニシキの三陸に多い亜種。三陸では養殖されているが量的には少なく消費地での認知度は低い。ホタテガイに負けない味わいでイタヤガイ科の養殖貝としてもっと人気が出てもおかしくはない。・・・・
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