寿司図鑑 27貫目
寿司図鑑1~856貫目は旧コンテンツからの移行データの為、小さい写真の記事が多くあります。
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平貝握り
たいらがいにぎり / タイラギ
握り Nigiri軍艦巻 gunkanmaki海苔巻 Norimaki丼・ちらし Don/Chirashi郷土ずし Kyoudozushiなれずし Narezushiいずし Izushiいなりずし Inarizushiその他 Others
「今年(2005)の、たいらがい(タイラギ)は安いね」。三重から来た大きなタイラギを前に八王子魚市場の鈴木さんと立ち話。これがなんと1個250円なのである。ついでに貝柱だけにしてもらって、改めて大きさに感嘆する。
当然、「市場寿司 たか」に持ち込み握ってもらう。「4かん(個)とれるかな?」、2かん分を切ってもまだ分厚い貝柱を見て、たかさんも驚いている。
ボクはこのタイラギの握りが握りの中でも一等好きなのである。独特の苦みと貝らしい風味の強さがいい。
さて、実を言うと普段はこの半分、2かんほどしかとれない貝柱で値段は300円くらいする。しかもあまり客が頼まないネタなので「安くて1かん400円くらいにつくな」とは街の寿司屋の話。
その割にすし飯と合わせて、「それほどにうまいか」と疑問を感じるお客が多いようなのだ。
甘いホタテ、苦みと旨味が浮き出してくるような青柳(バカガイ)と比べて値段のつけ方も難しいようだ。
寿司ネタ(made of)
タイラギ
Pen-shell, Fan-shell
タイラギは国内で食用になる二枚貝としてはもっとも大型になる。
ただし関東などで食べる部分は貝柱のみ。ヒモや小さい方の貝柱水管なども食べられるが西日本で食用になり、独・・・・
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