寿司図鑑 26貫目
寿司図鑑1~856貫目は旧コンテンツからの移行データの為、小さい写真の記事が多くあります。
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ニシン
にしん / ニシン
握り Nigiri軍艦巻 gunkanmaki海苔巻 Norimaki丼・ちらし Don/Chirashi郷土ずし Kyoudozushiなれずし Narezushiいずし Izushiいなりずし Inarizushiその他 Others
愚かなことにテレビなどで幻の魚とか、「珍しいですね生のニシンですか」なんてタレントが吠えているのをよく見る。本当にそうならニシンの値段ももっと高くなる。そうなると漁師さんも喜ぶだろう。現実問題、今ニシンは決して高くない。むしろマイワシと同じくらいの値段であるから、気楽に食べて欲しいものだ。ただ、関東に来るニシンで脂もあり、鮮度も抜群というのは少ない。少ないのをやっと見つけたのが三陸産の形のいいものであって、大急ぎで「市場寿司 たか」にお願いする。すると、たかさん曰く、「ニシンなんて握ったことねー」なんていやいや卸して握る。骨を抜いて、味見にパクリとやったら、「なんだコレ、うまいな」だって。握りも最高にうまい。なんというのか背の青い魚の味の深さがある。この旨味と脂のとろっとしたのが酢飯とぶつかって……「うまいぞ!」
寿司ネタ(made of)
ニシン
Pacific herring
本種は北太平洋に広く生息している。古くは国内海域でも代表的な多獲性魚であった。食用としてではなく、肥料や飼料としても国内の産業を支えていた時代・・・・
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