寿司図鑑 109貫目
寿司図鑑1~856貫目は旧コンテンツからの移行データの為、小さい写真の記事が多くあります。
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梅雨めじな/メジナ
つゆめじな/めじな / メジナ


メジナの旬といったら冬。間違いなく冬、これは疑いのない事実。まあ秋から冬といって譲歩してもいいだろう。ただここに「梅雨めじな」という言葉がある。これは産卵を終えて荒食いする時期が梅雨なのであり、釣り師はこれをメジナの釣期のひとつととらえている。そう言えばその梅雨めじなの味はいかがなもんだろう? これを『市場寿司 たか』に持ち込むといきなりイヤな顔をされてしまった。「やーだよ、メジナなんて、臭いだろ」と、たかさんなどそっぽを向いている。そこを押して、お願いするする。卸していて「臭くないな」とめんどくさそうに2かんが上がり。ぱくりとやって、たかさん曰く「うまくない、臭くもない、なんにもない」と言う。まさにその通り、身に味わいがない脂もない。うまくない。
寿司ネタ(made of)
メジナ
Greeenfish, Nibbler, Rudderfish,Largescale blackfish 黑毛、瓜子鱲、菜毛、粗鱗黑毛、悶仔、粗鱗仔、烏毛(澎湖諸島)、烏目仔(澎湖諸島)、烏嘴仔(澎湖諸島)
食用魚としては比較的ローカルな存在で、野締めは夏、磯臭さがあるので流通しても安い。最近では活魚ではの流通が増えておいしさが認知されてきている。
鮮度がよければ味の・・・・
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