寿司図鑑 180貫目
寿司図鑑1~856貫目は旧コンテンツからの移行データの為、小さい写真の記事が多くあります。
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ヒイラギ
ひいらぎ / ヒイラギ
握り Nigiri軍艦巻 gunkanmaki海苔巻 Norimaki丼・ちらし Don/Chirashi郷土ずし Kyoudozushiなれずし Narezushiいずし Izushiいなりずし Inarizushiその他 Others
土佐では「にろぎ」である。大酒飲みで有名な土佐にあって、「にろぎで酒はのんだらいかんぜよ」と美しいお母ちゃんは父ちゃんに泣いて頼むそうだ。これはただでさえ大酒飲みが「にろぎ」の煮つけ、刺身を前にすると、もっと過ごしてしまうためだ。いかな鉄の肝臓を持った土佐のいごっそうでも、二升三升と飲んでは命がいくつあっても足りはしない。それほど酒に合うのが「にろぎ」なのだ。そんな「にろぎ」を土佐の漁師・永野廣さんから送ってもらった。「ぜひ寿司にしてみてくださいね」ということでいやがる渡辺隆之さん(『市場寿司 たか』)に粘液質のヒイラギを渡したのだ。「こんなもんうまいかな」といっていた、たかさんも刺身にした時点で旨さに惚れ込んでしまったようだ。まだまだ旬ではないというが脂がある。そしてシコっとした食感に爽やかな甘み、そして独特の風味。すし飯にもなんとも絶妙に合う。「小魚とあなどってはいかんぜよ!」。
寿司ネタ(made of)
ヒイラギ
Spotnape ponyfish 台湾/項斑項鰏、金錢仔、兵葉仔(澎湖)、方葉仔(澎湖)
非常に珍重する地域と、あまり食べない地域がある。大阪湾、島根県東部、高知県、福岡県などでは人気が高・・・・
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