寿司図鑑 191貫目
寿司図鑑1~856貫目は旧コンテンツからの移行データの為、小さい写真の記事が多くあります。
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オオモンハタの握り
おおもんはたのにぎり / オオモンハタ
握り Nigiri軍艦巻 gunkanmaki海苔巻 Norimaki丼・ちらし Don/Chirashi郷土ずし Kyoudozushiなれずし Narezushiいずし Izushiいなりずし Inarizushiその他 Others
小振りのハタで最近徐々に見かける機会が増えているのがオオモンハタだ。
海水温が上がっているせいだろうか、仲買にも見慣れぬ魚が増えているが、その「見慣れぬ」がいつの間にか「ありふれた」魚になっている。
産地はやはり九州が多い。これを1尾、『市場寿司 たか』に持ち込んだ。
たかさんが卸しながら一切れ口に入れて、
「こりゃー、ちょっと硬すぎないかい。食べてまずいわけじゃないけど」
と言いながら2かん握って出してくれる。
確かに薄く切り付けたのに硬く、うま味豊かとは言えない。当然、すし飯とは馴染まない。薄造りにして刺身で食べた方がうまい、と言った味わいである。
1日置いてまた2かん。今度はぐっと味わいも増して、しかもやや軟らかくなっている。白身魚の淡い甘み、旨味も感じられて程良い食感がある。すし飯との相性もよくてうまい。
やはりハタは寝かさないとダメだ。
2005/08/31
寿司ネタ(made of)
オオモンハタ
Areolate grouper
古くは和歌山県や三重県以南に多かったも・・・・
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