寿司図鑑 208貫目
寿司図鑑1~856貫目は旧コンテンツからの移行データの為、小さい写真の記事が多くあります。
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あぶらごその握り
あぶらごそのにぎり / マルヒウチダイ
握り Nigiri軍艦巻 gunkanmaki海苔巻 Norimaki丼・ちらし Don/Chirashi郷土ずし Kyoudozushiなれずし Narezushiいずし Izushiいなりずし Inarizushiその他 Others
駿河湾底引き網で上がる深海魚は数知れず、だ。正確にに把握するのは不可能だろう。深海魚というと、どんな味がするのか未知の人は多いと思うが、怪奇な姿にあい反して美味揃いである。
その美味の競演にあって、トップクラスなのが「あぶらごそ」だ。これにはヒウチダイとマルヒウチダイの2種あって、見た目がそっくりである。
師走のはじめの沼津魚市場に駿河湾でも滅多に上がらない大きなマルヒウチダイがあった。これを押っ取り刀で『市場寿司』に持ち込みつけてもらった。
すし職人、渡辺隆之さんにつけてもらった握りが美しい。
美しいから上品で淡泊な味かというとさにあらず。実に脂がのっているのだ。口に入れた途端に脂のとろけるのが感じられる。
「見た目以上に脂があるね」
いつもは冷静なたかさんが、驚くくらいだから凄いのである。
しかも魚らしいうま味が豊かだというのも凄い。
たかさん曰く、非常にインパクトの強いネタで、手に入るなら常にネタケースに置きたいという。
2002/12/06
寿司ネタ(made of)
マルヒウチダイ
Slimehead
静岡県沼津ではヒウチダイとともにアブラゴソと呼ばれ高級魚だ。癖のない脂のある魚で、産地などで・・・・
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