寿司図鑑 216貫目
寿司図鑑1~856貫目は旧コンテンツからの移行データの為、小さい写真の記事が多くあります。
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駿河ばい/スルガバイ
するがばい / スルガバイ
握り Nigiri軍艦巻 gunkanmaki海苔巻 Norimaki丼・ちらし Don/Chirashi郷土ずし Kyoudozushiなれずし Narezushiいずし Izushiいなりずし Inarizushiその他 Others
北海道から、福島県、銚子くらいまででとれる巻き貝に「灯台つぶ」というのがある。殻つきでも来るが近年、剥きつぶになって来ることも多い。この「灯台つぶ」は北から南にかけて形は似ていても少しずつ変化して種が変わる。北からヒモマキバイ、下がってシライトマキバイ、そして相模湾以南ではスルガバイとなる。味のいい貝であり、当然、生でも食べられる。ただ、黒ごまのような細かな点が散らばっていること、やや軟らかく生では旨味が少ないので刺身は人気が薄い。それで今回は剥いて塩もみ、そして半分に開いて軽く湯引きしてみた。「形になんないよ」とぼやきながら寿司職人の渡辺隆之さんが苦闘して、やっと出来上がったのがこれ。はっきりいって、そんなにうまいもんじゃない。いろいろ面倒なのに、味が平凡なのだ。甘みも強くないし、旨味もほどほど。やはり、駿河路の漁師さんがやるように甘辛く煮た方がうまいかな?
寿司ネタ(made of)
スルガバイ
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■ 専門にねらう漁がない。
■ 「灯台つぶ」の仲間では小型。・・・・
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