寿司図鑑 229貫目
寿司図鑑1~856貫目は旧コンテンツからの移行データの為、小さい写真の記事が多くあります。
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小アカムツの握り
こあかむつのにぎり / アカムツ
握り Nigiri軍艦巻 gunkanmaki海苔巻 Norimaki丼・ちらし Don/Chirashi郷土ずし Kyoudozushiなれずし Narezushiいずし Izushiいなりずし Inarizushiその他 Others
市場にあって高値安定なかなか手が出ない魚が2種ある。それがキチジ(きんき)とアカムツである。ともに緋色の鮮やかな色合い、皮下にべったりと脂をためているのも、棲息するのがやや深海というのまで似ているのだ。
日本海側では「のどくろ」、徳島県では「あかもつ」と呼ばれている。
握りにしてうまいことでも定評がある。いつも珍妙な魚ばかりを持って来ているのに、あまりにも素直に高級魚を持ってきたので、たかさんも拍子抜けしたようにあっという間に4かんの握り。
一二の三で食べて、「やっぱり、うまいものはうまい」とたかさん。
皮下に脂があって、これが甘みを作り出している。そしてなにより身にある旨味、そして適度な柔らかさ。
当然、すし飯ともすんなり馴染んでトロリと喉を滑っていくようだ。と言うのも無駄口だな。
素直に「うまいものはうまい」のだった。
寿司ネタ(made of)
アカムツ
Blackthroat seaperch
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