寿司図鑑 316貫目
寿司図鑑1~856貫目は旧コンテンツからの移行データの為、小さい写真の記事が多くあります。
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ソデイカ
そでいか / ソデイカ
握り Nigiri軍艦巻 gunkanmaki海苔巻 Norimaki丼・ちらし Don/Chirashi郷土ずし Kyoudozushiなれずし Narezushiいずし Izushiいなりずし Inarizushiその他 Others
市場で小山のように積まれているアカイカ(ソデイカ)。回りには魚屋さんたちが集まっている。「ちょっと高くないか」ということで考え込んでいるのだ。
このソデイカ、魚屋、寿司屋にとっては重宝なもの。だいたい外套幕(あの筒型になった胴の部分)が小さくても50センチ、大きいと1メートルくらいになる巨大なイカ。
その肉厚な身は皮をむき切り分けて、刺身にするのだが、そのまま食べると硬く、旨味も少ない。これが一度冷凍、また解凍することで軟らかくなり、甘味旨味も出てくるのだから不思議。当然魚屋さんなど在庫として持っていたい。
それなのに値が高いと商売に響くというわけ。その腕組みしていた魚屋が冷凍していたものを分けてもらう。
『市場寿司 たか』で切り付けてもらうと、厚い身を斜めに切って厚みを減じている。それを握ってもらって出来上がったのがコレ。
身に透明感があり、厚みからか見ているだけでうまそうだ。これを噛むとシコっとして、やや軟らかく、そして甘い。冷凍なのに生臭みは皆無。これが魚屋がしっかり吟味、仕入れて、急速冷凍したからだろう。「スミイカが大関なら確実に前頭の中堅にはいるだろう」というのが結論。
寿司ネタ(made of)
ソデイカ
Rhomboid squid
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