寿司図鑑 487貫目
寿司図鑑1~856貫目は旧コンテンツからの移行データの為、小さい写真の記事が多くあります。
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狐鯛/キツネダイ
きつねだい / キツネダイ
握り Nigiri軍艦巻 gunkanmaki海苔巻 Norimaki丼・ちらし Don/Chirashi郷土ずし Kyoudozushiなれずし Narezushiいずし Izushiいなりずし Inarizushiその他 Others
やっぱりきれいな魚だ! 大分県から来たキツネダイを見てしみじみ思うのだ。しかもこのキツネダイの旬は今なのである。当然一本持ち帰り、三枚に卸して霜皮造りにする。この刺身がすこぶるつきにうまい。それを『市場寿司 たか』に持ち込むのだ。そして3、4かん、そして5かん。「ついつい食べてしまうね」とはたかさん。最初の3かんは皮つき。あとの2かんは皮を引いたもの。「やっぱり皮はない方がいいな。ちょっと硬い」、「そうかな、オレは皮があったほうが味わいがあるように感じるけど」、「これくらい身自体に味があるなら、皮はじゃまだよ」。たかさんは皮不要宣言。このあたりが難しい。確かに身にじわりと旨味がある、旨味からも脂からも甘味が感じられる。白身として絶品なのだ。それに皮があって、少々硬くても、より味わいを深めていると思うのだが、たかさんにはすし飯との馴染みを妨げていると考えてしまうのだ。でも、この悩み、贅沢な次元のものだな。
寿司ネタ(made of)
キツネダイ
Banded pigfish 尖頭狐鯛
あまりたくさんとれない魚ではあるが、流通上は評価が高くやや高値をつける。
ベラ科のなかでももっとも味のいい魚のひとつである。・・・・
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