寿司図鑑 549貫目
寿司図鑑1~856貫目は旧コンテンツからの移行データの為、小さい写真の記事が多くあります。
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姫小鯛/ヒメコダイ
ひめこだい / ヒメコダイ
握り Nigiri軍艦巻 gunkanmaki海苔巻 Norimaki丼・ちらし Don/Chirashi郷土ずし Kyoudozushiなれずし Narezushiいずし Izushiいなりずし Inarizushiその他 Others
一見、素性のわからない魚というのがあって、ヒメコダイもそのひとつ。
最近では「イトヨリダイ天ぷら用」として店頭に並べている魚屋を見たことがある。外見からするとイトヨリダイに近い、ようにも思える。これがまさかハタの仲間だとは誰も気づかないだろう。
ハタの仲間は深いところに棲むようになるにしたがい華奢になる。華やかになるとも言えそうだ。
当然、寿司職人のたかさんも赤いきれいな小魚としか見当がつかぬままに、「キスのようだね」とか「アマダイに近いか」なんていいながら1匹のヒメコダイで二かんの握りを作り上げる。
これを一かんずつ食べた感想が上々だった。
「きれいな白身だし、歯触りもいいね。旨味と言うことでは不満が残るけど、これなら握りの一品として使える」
これにはボクも同感。むしろ昆布締め、皮霜造りなどにすれば良かったのかも知れない。
これだけではもの足りない。課題が残るが寿司ネタとしては合格ということだ。
2007年
寿司ネタ(made of)
ヒメコダイ
Sea-perch
非常に味のいい魚であるが小型魚なので、さほど値が高くはない。ただ近年天ぷら種などに使われるようになりやや値を上げてきている。
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