寿司図鑑 556貫目
寿司図鑑1~856貫目は旧コンテンツからの移行データの為、小さい写真の記事が多くあります。
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箱海老/ハコエビ
はこえび / ハコエビ
握り Nigiri軍艦巻 gunkanmaki海苔巻 Norimaki丼・ちらし Don/Chirashi郷土ずし Kyoudozushiなれずし Narezushiいずし Izushiいなりずし Inarizushiその他 Others
「これプラモデルじゃないの?」。たかさん、巨大なハコエビを持っての感想がこれ。確かにこの奇妙な、どこか昆虫を思わせる作りから、そんな思いが湧いてくるのも当然かも。このエビを150年ほど前に日本に来て初めて見たシーボルトもそう感じただろう。彼は日本からたくさんの甲殻類(エビやカニの仲間)を持って帰っているのだけど、ハコエビは専門家でもないシーボルト自身が世界に新種として記載している。たかさんが身を取り出すと、なかなか美しい薄皮があって、これを生かすために厚切りにして5かんほどの握りに仕立てる。ハコエビはなんども食べているのだけど、やはりエビとしては味わいに劣る。旨味が薄いように思えるのだ。ところが、たかさんは「あっさりしてるんじゃない。イセエビと比べると落ちるけど、うまいと思うな。甘味もあるしね」。そしてつけ加えるに「あなたは、油っこいのとか、塩味がきついのが好きだろ、だからこのエビのよさがわからいんだよ」。そんなことはない。
寿司ネタ(made of)
ハコエビ
Japanese Spear Lobster
刺し網、底曳き網などでとれるもので、イセエビよりも水っぽいとされ、評価が低い。・・・・
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