寿司図鑑 600貫目
寿司図鑑1~856貫目は旧コンテンツからの移行データの為、小さい写真の記事が多くあります。
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縞鶏魚/シマイサキ
しまいさき / シマイサキ
握り Nigiri軍艦巻 gunkanmaki海苔巻 Norimaki丼・ちらし Don/Chirashi郷土ずし Kyoudozushiなれずし Narezushiいずし Izushiいなりずし Inarizushiその他 Others
この魚、ちょっとやっかいである。
なぜならいつ食べてもうまいというものではないからである。
出来るなら初夏から盛夏まで、この産卵期近くがいちばんうまい。
透明感のある白身で血合いの色が美しい。
たぶん和名の「縞“いさき”」は姿形とこの身の色合いが似ているためについたのだろう。
ただし鮮度が悪くなると血合いが黒っぽくなる。
見た目は似ているが、味わいはイサキとは持って非なる魚だ。
刺身にしてクセもなく、白身で上品なのだけど、旨味に欠ける。
イサキには大きく及ばない気がする。
これを『市場寿司 たか』に持ち込むと開口一番、「シマイサキは嫌いなんだよ」なんて言う。
どうしてと聞くと
「野締めでも弾力があるじゃない。これがさ刺身ならいいんだけど、寿司には向かないだろ」
それを押して2かんだけ。
これが意外にうまいのである。白身なのに脂がある、
しかも旨味も充分。
たかさんだけではなく、こちらもあんまり期待していなかったために驚きは大きい。
当然、たかさんにも驚いていただきました。
寿司ネタ(made of)
シマイサキ
Fourstriped grunter,Sharpnose taigerfish
食用魚として一般的な知名度はほとんどないに等しい。釣りの対象魚であり、定置網などに入っても雑魚に近い取り扱いを受けている。流通は産地周辺のみ。希に全国的・・・・
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