寿司図鑑 29貫目
寿司図鑑1~856貫目は旧コンテンツからの移行データの為、小さい写真の記事が多くあります。
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トリガイ
とりがい / トリガイ
握り Nigiri軍艦巻 gunkanmaki海苔巻 Norimaki丼・ちらし Don/Chirashi郷土ずし Kyoudozushiなれずし Narezushiいずし Izushiいなりずし Inarizushiその他 Others
「とりげー、買ってけ、うまいよ」と声をかけられるのが4月。
船橋に本拠地を置く、八王子魚市場内の源七が持ってくるのは千葉市の蘇我辺りのもの。
トリガイを「鳥貝」というのも千葉県の浦安から富津までの言葉でもあるようだ。
これを貝の取り扱いになれた若旦那がむいてゆでる。
今年もそろそろと思っていたらありました。でも忙しいので買いそびれていたら、
ぱたっとなくなるのが東京湾でも奥に近い千葉市のトリガイ。
「遅いよ」と言われ、仕方なく今回は富津産を「市場寿司 たか」で仕込んで握りに。
今年は安いのである。
トリガイの弾力のあるのを噛むと、その感触に相反してしこっと噛み切れる。
噛むと最初に甘さが来てほんのりと渋み苦みと貝の風味がすし飯と混ざるのだ。
トリガイは握って最高のネタ。これは職人の、たかさんも「その通りだ」と太鼓判。
3年ほど前の画像だけど、仕込みのつたなさに驚く。
●寿司図鑑より転載
寿司ネタ(made of)
トリガイ
英名/Egg-cockle,Heart-shell
江戸時代に握りずしが誕生して以来の代表的ネタで、高級なすし店がこぞって使うもの。1個の貝から1個の握りしか出来ない・・・・
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