寿司図鑑 41貫目
寿司図鑑1~856貫目は旧コンテンツからの移行データの為、小さい写真の記事が多くあります。
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サトウガイ
さとうがい / サトウガイ
握り Nigiri軍艦巻 gunkanmaki海苔巻 Norimaki丼・ちらし Don/Chirashi郷土ずし Kyoudozushiなれずし Narezushiいずし Izushiいなりずし Inarizushiその他 Others
サトウガイはアカガイと比べて貝殻がやや白っぽい。それで市場では理由知りめいて「ばちか」なんて言われている。これは本来東京湾で主にとれたアカガイが「本玉」というのに対して「ばち玉」、すなわち「江戸前以外の場所でとれた」という意味合いがある。ただそんなことが言えたのもアカガイですら一斗缶で取引された昔のこと。今やほとんどの寿司屋が「ばち」の言葉も知らず、「赤貝」として出している。これが正解。アカガイの多くが輸入ものに頼っている現在。九十九里のサトウガイ、すなわち「ばち」なんて高級品である。しかもアカガイと比べても味に遜色はないのだ。『市場寿司 たか」でも決して「ばち」なんて言わない。そして九十九里のサトウガイ、いい味ですね。満足。
寿司ネタ(made of)
サトウガイ
英名/Bloody clam
関東、特に都内ではアカガイを「本玉」、サトウガイを「ばち玉」といって呼び分ける。
アカガイのことを「玉」といい、「本」は「本場」、「ばち」は「場違い」のこと。
サトウガイはアカガイではある・・・・
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